惑星L

何も知らないこの惑星は……

「猫の不在」インプレ

 こんばんは。
 先日17年飼育した(大した世話はしてないけど)飼い猫が他界しまして、猫不在歴3日のわたくしですが、飼い猫がいなくなるというのはどんなものかインプレッションを試みたいと思います。ええ、ええ。単にインプレって言ってみたかっただけですとも。

1。入浴、就寝のまえにトイレの掃除をしないことが不安
 もうね、遺伝子に刻印されるほどルーチンだったみたいで、あるべき場所に猫トイレがないというだけで軽くオロオロしてしまいます。んだばフロ行って〜、とか、寝るっぺか〜、とか、つぎの行動を思うとき、「のまえにトレイ掃除〜」が割り込んできて、頭で分かっていてもそれを飛ばすことに不安を感じるのです。
 ちなみに粗相はほとんどしない奴でした。

2。目の端で猫を空目する
 カーテンがちょっと動くとか、小型のサーキュレーターとか、そんなのが視界の端に入ったときに、「お、そこにいたか」と思うのです。猫は死んだでしょおじいちゃん。状態です。カーテンは窓の風。サーキュレーターは自分で置いたやつ。最近暑いですからね。

3。寝室のドアをきっちり閉めて消灯できる…なんだか宿泊してるみたい
 わたくし真っ暗じゃないと眠れない人なのです。学生時代の授業中と電車は除いて。なのですが、猫が出入りするものだから自宅で寝室のドアを完全に閉めて寝たことがなかったのです。が、同居人全員が自力でドアノブを回せることになったので、ドアをちゃんと閉められる。閉めました。消灯。……なんだか、ビジホに泊まってる気分。いや、民宿かな。となりました。

 今日の結論としてはですね、ペットの飼育はわたくしお勧めいたしかねます。17年家にいておいて、ふっといなくなるなんて理不尽ですもん。さみしっちゃもん。


 最後にイギリスのことわざをひとつ……。うろ覚えですが。
「子供ができたら犬を飼いなさい。はじめ子の乳母になり、つぎに友人になり、そして死の何たるかを教えてくれるだろう。」
 ……あんまり脈絡なくてすまんせん。